近年、食で健康を管理するという視点から減塩食がすすめられています。ことに厚生省の、「食塩摂取量は1日10gが望ましい」との発表以来、食品の塩分含有量が注目されるようになりました。その結果、多くの加工食品が塩分を控える傾向にありますが、みそが急激な減塩をしないのは、ある程度以上は“できない”という事情があるからです。みその場合、発酵作用が塩によって大きく影響を受けるため、安易な減塩ができないのです。しかし、みそは他の食品と違って、そのまま食べることはほとんどありませんから、塩分含有量を他の食品と比較して塩分が多いかどうかを見ることはあまり意味がありません。
食塩摂取量を減らす方法としては、みそ汁を作るときに、具をたっぷり入れるなどの工夫をしてください。塩分の摂り過ぎで問題になるのは、ナトリウムの過剰摂取が高血圧などの原因になると考えられている点ですが、ナトリウムは同時にカリウムを摂取すると、体外に排泄排泄されやすくなります。ですから、カリウムを多く含む緑黄食野菜や芋類、海藻類のワカメなどと組み合わせることでその害を防ぐことができるわけです。
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